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愛されたくて

第1章 大好きだったのに

数日後


「川田さん、一目見たときから好きでした!俺と付き合ってください!」

「・・・へ?」

あまりにも突然でストレートな愛の告白に私の脳はついていけず、その場で立ちすくんだ。

「あの・・・えっと・・・」


柏 慎司【かしわ しんじ】くん

1年生にしてサッカー部のレギュラー。家はお金持ちで、それでいていわゆるイケメン男子・・・

クラスも違うし一度も話したことがない。ただ彼の活躍は何度も耳にしていた。

そんな雲の上の人だと思っていた彼に、急に誰もいない校舎裏へ呼び出されたので何事かと思ったら・・・

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