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愛されたくて

第1章 大好きだったのに

「まずは、バイト先を探さないとね。」

美佳はコンビニ
玲奈は本屋でバイトをしていた。

「うーん…一緒に働ければよかったんだけどウチは今新人募集してないしなぁ~…」

「ウチも。一応店長に相談してみるけど、あまり期待しない方がいいかな…」

最初からそのつもりだったけど、
仕事は自力で探すしかないようだった。

その日、私はコンビニで配布されている求人誌を読み漁った。

正直、どの仕事も私に務まる気がしなかった。私はそもそも極度の人見知りで社会に出る事を恐れていた。

でも、これは慎司との愛のためなんだ…そう自分に言い聞かせた。
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