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やっと、やっと…

第16章 再会、そして




しばらく2人で目を合わせたまま黙っていた


呼吸が浅く速くなる






智己が立ち上がって私の隣へ座った




2人がけのソファ
狭いソファのせいで、足が触れる





智己は驚く私を見つめたまま


距離は30㎝も無かった







「…唯


あの日、一目見て唯だって分かった


ずっと会いたかった








好きだよ

大好きだ」














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