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わたしの名前は竜堂ルナ。

小学五年生です。

あれ？何だか声が聞こえるよ？

「ルナ、避けろ！｣

…え？

がつん。

いったぁーい！

「ルナ、あんた本当はバカでしょ｣

「チャエ…｣

「チャエって呼ぶな！｣

「…｣

「早くそのボールパスしなさいよね｣

「このボールだよね？｣

「…そうよ。｣

「じゃあ、いくよ！｣

ドテン！

そしてわたしが最後に聞いたのは、チャエの呆れた声だった。