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理科室で恋をしましょ

第9章 こんどこそ放課後の理科室で

「はいはい。じゃあ始めるぞ!!」

「お願いします」

~30分後~

「あ"ぁ?てめー。こんな問題もわかんねぇのかよ。終わってんぞ!!」

「ひぃ、ごめんなさいぃ」

「こんなの小学生レベルだぞ?」

~さらに30分後~

「はぁー、終わったぁ」

「疲れた…おまえがこんなにバカだとは思わなかった」

「す、すいません」

頭を下げたあと先生の顔を見た。

パチ

あ、また目があっちゃった!!

「ほら、また顔真っ赤。なに?そんなに俺様と目があってドキドキしちゃった?」

「ち、違いますよ…」

「嘘つけ。ドキドキしたんだろ?」

すると先生はアタシの顔をのぞいてきた。

「わっ!!」

目をそらそうとしたら顔を先生に押さえつけられた。

「…………」

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