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そのまま屋上に着いた。

「は、離してください」

「すずかっ。こないだはゴメン。あんな事するつもりはなかったんだ!!」

「え…だ、大丈夫ですよ」

「昨日、早退したって聞いて正直焦った。俺のせいだって」

「違う……あ、あれは...」

「あれは？」

「あれは、や、ヤキモチやいただけ…きゃっ」

アタシは先生に抱き締められた。

「知ってる」

「え？」

「由佳に聞いた。聞いたときスゲー嬉しかった。俺にヤイてくれたんだって」

「先生!!あ、アタシ…先生の事が好きです。迷惑だろうけど、先生の事が好きすぎて……心臓が大変なんです…」

ギュっ

アタシはもっと抱き締められた。

そして………




「バァか、何が迷惑だ。俺もお前が好きだよ」