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君の歌声

第1章 #1 ウタゴエヒビク

「のどが…っ」



梨穂子は苦しそうに訴えかけ、
病院へと搬送された。



「…認知不可能。
発見されたことのない病気です」


医師の言葉に私とコーチは絶望する。


「歌は…!」



「……歌えないでしょう。

だって、彼女の命はあと____」





「………そんな」

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