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私の初恋[実話]

第2章 いえない



まずは歌う順番を決めることになった。
じゃんけんで決めた結果
京ちゃん、ゆうちゃん、あっくん、私
の順に決まった。


京ちゃんは一曲目すかさず、
得意な国歌を入れた。

私達は京ちゃんが歌い出すなり大爆笑した。
無駄にビブラートがきいていたのがますますツボだった。

続いてゆうちゃんの中島美嘉。
ゆうちゃんの歌声は予想以上に
とっても上手だった。
京ちゃんや、あっくんも聞き入っていて
めずらしく静かだった。

次はよくわからないあっくんの番。
アクアタイムズを入れるも
あっくんの歌はお世辞にも
うまいとは言えなかった。

そして、ついに私の番がきた。
無駄に緊張して手汗やら冷や汗やら
かいていたのが恥ずかしかった。

勇気を出していれたのは
ZONEの「君がくれたもの」。

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