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私の初恋[実話]

第2章 いえない


翌日。
昨日のメールの相手が気になって
まともに眠れなかった。

眠い目をこすりながら私がB組の
教室に入ろうとしたとき

「おーい藤咲さん!なんで昨日
放課後残ってくれなかったんだよー!」

後ろから聞き覚えのある声がした。
昨日の三人組の一人だった。

「あーごめん。忙しかった。じゃまたね」
私はあっさり返事をして教室に入った。


一分後くらいだろうか。
教室のドアを勢いよく開けて
一人の女の子が私に近づいてきた。

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