
私の初恋[実話]
第2章 いえない
彼女はたしか隣りのクラスの高島さん。
噂では頭が良くて、しっかりものな
お姉さん的な存在の子だった。
「あの、藤咲さん!月島のこと...
月島光のことどう思う!?」
突然の質問に唖然とする私。
月島ひかり、、、?
あぁ。
同じ小学校でわりと仲の良かった
小柄で、女子から可愛いと、
いじられていたあの月島光か、、、。
「どうって言われても、、、。」
「じゃー藤咲さん今好きな人いる!?」
なんなんだ。一体。
なんで朝から訳のわからない質問をされてるんだ?
わたし、、、。
「いないけど、、、。」
