
男気花飾り。
第20章 初詣は控えめ振袖が“吉”
……な…なんだ…この空間…
「いや〜、始めまして!寺長根功の兄で、真といいます。」
俺と、空はぺこりと頭を下げた…
書店の近くのファミレス…
2・2に別れて座る…
俺の目の前には…真さん…
空の前には、孝君…
『あっ…始めまして、空です。
こっちが…雅です!』
あ…苗字言わなかった…
だよね〜…年明けて即効ピンチ確定だもんなぁ〜…
「で、功の彼女は…こ〜んなに可愛いなんて!兄として鼻が高いぞ〜!なっ!!!孝?」
真さんは目をキラキラさせて、孝君に同意を求める…
「…だ…ね…」と、孝君は…
水を飲みながら…空の“余計な事しゃべるな”オーラにビクつく
注文したメニューが運ばれてきた…
俺と空は、パスタを注文した…
孝君と真さんは、ガッツリ!ハンバーグとフライのコンビネーションを注文…
『「いただきます」』
「ど〜ぞ〜!」
