
男気花飾り。
第20章 初詣は控えめ振袖が“吉”
「…頬…ピンクになってきた…」
《雅…興奮してきた?
可愛い……触りたいよ…雅に…》
ドキッとした…低く…響く寺の声…
ズクンって…下半身が……
「て…寺、これ以上は…恥ずかしいから…電話…切っていいかな?」
早く切って……処理しないと…ヤバイかも……
一人で…処理するの――――…
久しぶりかも―――////
《やだ……切らないよ!電話》
「えっ////だっ…て…」
オイオイ…恥ずかしいんだが…
《俺が…雅を気持ちよくさせてやるよ…》
ああああ…ゾクゾクが!!!
「えっ//////あ…あああ…」
困った〜!!
鏡の俺の姿は…うるうるの瞳と、ピンクの頬…
そして…ピンっと立った…ワンピースの一部が…やけに色っぽく見えた…
「///寺…の…意地悪…」
《…もう…立ってんの?
素直な奴だなぁ…雅は…》
くっ…この部屋…カメラあるんじゃねーか?
寺に…見られてる感じがする!!!
