
男気花飾り。
第24章 スプリングコートを春風になびかせて…
バタバタと…俺達は…
夜の新幹線に乗っていた…
流石に、制服にコートの高校生が二人…
異様な感じはしたが…時間帯のせいか、人が少なく…
空席が目立つ……そちらの方が…異様な感じがした…
母からは、ちゃんと小まめに連絡するようにと言われた…
それと…母のクレジットを渡された…新幹線代やホテル代…経費は母が全て持つと言ってくれた…
自分達は、ちゃんと支えられているのだから…孤独や疎外感を持たないようにしなさい…と…
カッコイイ事を言ってくれた!
泣きそうになったが…グッと堪え……駅まで走った!!!
