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彼がロックを奏でたら。

第5章 再会

「俺のこと、覚えてる?」

それはこっちの台詞…

私は涙ぐみながらもコクンと頷いた。

「良かった…俺もお前のことはずっと忘れなかったよ」

「…っ…」

「申し訳ないことをしたって、ずっと謝りたかった」

「!」

私は正也を真っ直ぐに見つめた。

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