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彼がロックを奏でたら。

第5章 再会

「あの時出会えたのがお前で良かった…あのままだったら俺は、音楽を辞めてたかもしれない…」

「…っ」

私は首を左右に振った。

私は何もしてないよ、何もわかってなかったのに…

「アッシュを作ってうまくいき始めた時に、CDショップで偶然お前を見かけてさ…」

「…っ」

「名前も何も聞いてなくてもう会えないかと思ってたから、すげぇ嬉しかった」

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