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秘密の約束

第15章 花火大会

「海まで来てだって〜。」

「おっけー。」

「松永立ってるってよかほ。」

私が意地悪くかほに言うと、かほは顔を真っ赤にさせた。

「そ、そんなの別に関係ないよ。」

「あれー?顔真っ赤〜!浴衣のかほを見た松永の反応が楽しみだね〜。」

「ね〜。」

まゆとニヤニヤしながら、海に向かって歩き出した。

「もぉ〜やめてよ〜。」

海に着くと、大川の言った通り松永が立っていた。

「うっす!」

「お!松永〜!」

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