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秘密の約束

第15章 花火大会

私は松永の方に駆け寄り、後ろの方ではまゆにくっついて恥ずかしそうにかほはしていた。

「ねーねー。大川達どこ?」

「え?今から行くけど…。」

「いいから!」

「夏休みに海行った時に荷物置いてた辺りだけど…。」

「りょーかい。まゆ〜!」

「はーい!」

「じゃ、私とまゆは先に行ってるから2人で屋台でもなんでも行ってきなよ〜なんなら他にいい場所あったらそこで見ればいいし。」

「え!?し、志穂〜。」

かほが顔をさらに真っ赤にした。

「じゃあね〜。」

「えっ?え!」

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