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秘密の約束

第15章 花火大会

松永は完全に焦っている。

この2人の反応が本当に面白くて、大好きで、いつも私とまゆは意地悪をしてしまうのだ。

「さて、行きますか!」

「うん!」

私とまゆは、夏休みに海に行った時の記憶を頼りにその場所に向かった。

「あ!いたいた!」

片山と大川が2人で話して座っているのを見つけ、私とまゆは手を振った。

「おぉー!浴衣じゃん!」

「あ!いい場所取れたね〜。」

大川と片山はベンチに座っていて、ちょうど全員が座れるくらいが取れていた。

「あれ?松永とかほは…?」

「気ぃつかえよ〜バカ!」

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