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秘密の約束

第16章 中間試験

(どーしよー…。)

でも、大場先生には伝わってないと確信してそこまで取り乱さなくなった。

麻理も、私が取り乱さなくなるとつまらないと言い出し、その件に関してこれ以上何か言ってくることはなかった。

(最初からこうしておけば良かったな…。)

ちなみに、麻理は私が数学のクラスが落ちた時に見事1番上のクラスに上がっていった。

「あたし、勉強に関して今後一切麻理の言葉信じないから。」

「ええええ!!!」

というやりとりをした。

放課後。

「志穂〜数学のここの問題がどうしても分からなくて…先生に質問しに行くの一緒についてきて〜。」

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