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秘密の約束

第16章 中間試験

「えー。1人で行きなよ〜。」

「お願いお願い!!」

ここまで頼まれても断るほど気力もなかったため、職員室へとついていった。

私はてっきり、麻理のクラスの数学の先生に聞くのかと思ったのだが

「だめ!あの先生わかりづらい!」

そう言って、なんと大場先生の所へと行った。

「先生〜この問題がわからない…。」

私は麻理の隣で先生と麻理のやりとりを見ていた。

「え…ちょっと全然わからない…。」

麻理は顔面蒼白。

先生は職員室前の机へ移動しようと言い、職員室を出た。

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