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秘密の約束

第18章 先生の彼女

次こそは絶対に先生のクラスに戻ろうと決めた。

私の学校は体育祭が11月の初めにある。

それが過ぎると本格的に試験モードへと入る。

いつもなら1週間前までだらだらしている私だが、今回は体育祭が終わると一気に試験モードへと入った。

放課後、麻理と一緒に数学をやったりしていた。

1週間前になれば、毎日最終下校を過ぎると塾の自習室にこもった。

そんなある日、たまたま塾に向かおうと学校の前のバス停に並んでいると、部活の先輩に会った。

「こんにちはっ!」

「お!志穂じゃーん。」

その先輩は高3の先輩で、理系だ。

そして偶然にも、数学は大場先生に習っているらしい。

前に1度、大場先生に聞いたことがある。

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