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秘密の約束

第18章 先生の彼女

「志穂、これから予備校?」

「はい!岡田先輩もですか?」

「うん。じゃあ一緒に行ってもいい?」

「もちろんです!」

岡田先輩と私は同じ予備校だった。

バスが来るまでまだまだ時間があった。

「志穂って大場先生に習ってる?」

「はい。習ってます。」

本当はクラスが落ちて橋本先生だが、それはあえて言わないことにした。

「あたしも実は大場先生に習ってるんだけどさー…高1の中では大場先生って人気なの?」

「あー…まぁ熱狂的なファンは数名いますけど…。」

「だよねー。まぁ多分高3の方が多いと思うけど。」

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