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秘密の約束

第20章 再チャレンジ

「クリスマスに久々に彼氏に会えるのー!」

「よかったじゃーん!」

その子の彼氏は、松永と同じ学校に通っている。

だから、松永からよく色んなことを聞いているのだ。

「楽しんでねー!」

「うん!ありがとー!」

(そっか…世のカップル達はみんなクリスマスに2人で過ごすのか…。)

少し寂しくなった。

先生と私の立場上、そんなことはきっと出来ないだろう。

それに、先生だって忙しいはずだ。

それなのにわがままを言えるわけがない。

自分で自分を叱った。

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