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秘密の約束

第20章 再チャレンジ

答案返却の時、大場先生は他の学年の答案返却をするためその場にはいなかった。

(あー…なにこれぇ…。うわぁ…。)

私の頭の中はもうごちゃごちゃであった。

答案返却は午前中で全て終わり、ほとんどの部活が午後から始まった。

そのため、私の部活も13時から始まることになった。

「神崎ー!一緒に部活行こうよ!」

「うん!行こう!」

声をかけてくれたのは同じ部活の真子。

「志穂そんなに数学良かったの?みんな言ってるけど…。」

「まぁ、前回よりなましかな〜?ぐらいだよ。」

「またまた〜あーもうやだ!頭良くなりやがって!」

「お前に言われたくねーよ。」

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