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秘密の約束

第21章 年頃の恋

「でも、かんたか先生の子供かぐらいは分かるでしょ?」

「そ、それが…分からなくて…。」

「かほ、同じ日に2人に会ったわけ?」

「そう、それで会った後にも…。」

「なるほどねぇ…。とりあえず検査薬とかは?」

「まだ…。」

「買った方がいいよ!」

「でも、買いに行く勇気がない…。」

「そんなこと言ってらんないでしょ!」

そのあとすぐにカフェを出て、駅の中にある薬局へと3人で向かった。

検査薬はすぐに見つかったが、なかなかかほの手が伸びない。

気持ちは凄く分かる。

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