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大場先生は、身長170センチくらい。メガネをかけており、いつもネクタイにベストという学校の先生のスタンダードな格好をしていた。

そして、私が1番気になったのは一人称が”先生”という所だった。

それは、小学校の先生のようであったがよくよく考えると、生徒と先生という関係を強調しているようにも聞こえた。

数学は、水曜日以外毎日あった。

火曜日に関しては2時間連続。体育2時間のあとに数学2時間のため、本当に辛い。

先生は決まって、私が大きなあくびをしたり「ねむいー」というと当ててくる。

「神田さん、ここの問題できたかな？」

「先生もうむり…できない…。」

そういうと、待っていましたと言わんばかりに他の子達が手を挙げる。