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秘密の約束

第30章 高校2年生

わたしはとうとう、高校2年生となった。

新学期になってから、大場先生のことは1度も見ていない。
それもそのはず、わたしは必死で先生を避けていたからである。
数学もなくなり、本格的に学校で会う機会はなくなった。

逆に、こっちの方が好都合だ。

わたしの担任の先生は、社会科の男の先生だ。

とても面白くて、みんなの人気者だった。

わたしも、この先生のことは好きだ。

「これから1年間よろしく〜!」

担任の先生になってから、この先生の良さがとても分かるようになった。


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