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秘密の約束

第10章 夏休み

次の日部活へと行くと、職員室で先生の姿が見えた。

先生に声をかけようとしたら、違う生徒と先生は話していた。

先生は新体操部の顧問のため、多分新体操部の子と話しているのだろう。

(なんなのよもう…。)

私は、拳をきつく握りしめて職員室から出た。

そのまま活動場所へと向かっている途中に、若い女の先生達の集団が向こうからやってきた。

私に気づいていないようで、楽しそうに話をしていた。

「大場先生と遊びに行くの楽しみだねー!」

「ねー!どこに行くんだろ?てかあと誰がくるのかな??」

「森川先生もくるらしいよ!」

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