テキストサイズ

秘密の約束

第10章 夏休み

「ちょうど男女3人ずつにしたから6人でいこーね!」

「わー!楽しみ!」

(…は?…遊びに行くの…?私のメールは…?無視ですか?)

自分の頭の中でぐるぐると怒りの感情がループする。

(仕事の付き合いなららわかるよ?でも、あれ明らかに違うよね…。)

家に着くと、先生からメールの返事がきていた。

”返事遅くなってごめん。だいたいは学校にいるけど、新体操部の合宿に行くくらいかなー?どうしたの?”

(むかつく…。)

イライラした私は思い切ってこんな風に返事をした。

”女の先生達と遊びに行くんでしょ?楽しんできてね。”

あー私って最低な女だな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ