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秘密の約束

第10章 夏休み

メール送ったあとに、ふっと小さく笑った。そのあと
なぜかよく分からないけど涙が止まらなかった。

先生から返事はきたが、怖くてみれなかった。

次の日、私は先生を避けるように学校にいた。

先生は、私が避けていることに気付いているだろうか。

家に着くとまた1件メールがきていた。

(また先生かな?)

受信ボックスをみると、懐かしい人の名前が書いてあった。

”大川大樹”

(あ、大川じゃん)

この人は、小学校の時に塾が一緒だった人だ。

”久しぶり!志穂、元気か?8月に男女6人で海に行こうかとか思ってんだけど、志穂も行かない?”

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