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秘密の約束

第14章 文化祭

私の学校の文化祭まで、夏休み明けると1ヶ月弱となる。

部活もクラスも仕上げの時期だった。

そんな時、大川からメールがきた。

”文化祭行くから!”

私は普通に嬉しかったので

”ありがとう!”

と返して終わった。

文化祭前になると、先生も私も忙しくなりお互い会えなくなっていた。

電話の回数も激減。

でもお互い、寂しいなんて思わなかった。

学校ですれ違えば、誰にも気付かれないようにこっそり笑いかける。

そんな可愛いやりとりを何回もしているからだ。

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