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痛彼

第10章 夜中に泣く君 ~祝・10章~




ガチャ…



深夜2時、只今帰宅


いつもなら、愛しい人からの挨拶が聞こえるはずだが聞こえない…



・・・寝てるか



俺は、害悪の汚れを落とすために風呂に入った。



***********************


風呂から出ると、真っ先に寝室へ向かう。




愛しい、美しい人




君が居るなら何も要らない。





「うぅ…グスン…ヒック」


悪い夢でも視たのか、君は泣いていた


誰にも心配を掛けないように、君は静かに泣くんだよね

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