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なの×なの!

第4章 宮野 優

「さ、乃愛も早くお風呂に入っておいで?」



「ぁ····」

初めて呼び捨てで呼ばれた。


ちょっと顔が赤くなる。



「どうしたの?顔、赤いけど。」



優が顔を覗きこむように自分の顔を近づける。


私は、ばっと優から離れる。


「わ、わかりましたっ!!!は、入って参りますっ、お兄様!!」


「うん。部屋にいるから。」

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