君のぬくもり。
第2章 兄弟。
私はこの二人に育ててもらった。両親ゎもう死んでいる。
昔から私に手を挙げていた母親。お兄ちゃんは守ってくれたけど。私は、それに絶えられなかった。だから、殺した。
だから、時々見る。あの真っ赤な夢。私を恨んでるんだと思う。
「ひめか?」
ん?
「ぁ。なに?お兄ちゃん」
そう言って、安心させるように大丈夫って伝えるように笑顔で聞く。お兄ちゃんが、昔みたいに心配そうな顔するから。
「んーん。何でもないよ」
お兄ちゃんも、答えてくれるように綺麗な笑顔を返してくれた。
「お前ら誰やねん」ビシ
「痛いょ。憐~(泣。」
相変わらず。憐のツッコミはイケてる。
「じゃあ、燐、憐。学校行こうかっ」
そうして始まる。恋の物語。