君のぬくもり。
第3章 始まりの物語。
私の通う学校ゎお金持ちが集まるらしくて。
私ゎお金を払ってないからわからなぃんだけど。燐と憐がそう言ってた。この学校に通う私達は悪い人たちに狙われるって。だから、なんかあったら俺たちを呼べっていつも言われる。
でも、なんかあったらって。私生きてきた中で何もないんだょね。ただ、学校帰りに若い人達に
「かわうぃーねー。」
とか
「あの子イケてない?」
とか、言われたぐらいで大したことなぃから大丈夫だと思うんだ。うんうん。
「姫華?」
「ん?」
なに?って、顔を声の方に向けると心配そうな顔をする燐。
「どぅしたの?」
うち、何かしたっけ?
「なんか、最近ボーっとしてるから…。ちょっと、心配でさ」
そう言って、誰にでもわかるような心配顔する燐。
「ぁ。ごめんなさぃ。大丈夫だょ。最近、ちょっと考え事多くて」
と、笑って言うと。燐もそっかって笑顔を返してくれた。やっぱり、燐と憐には笑顔でいてほしぃ。そう思った。