天然小悪魔な妹とヘタレな俺
第6章 ~今年最後の締めくくり~
快楽を感じだした凛音の小さな芽を擦り合わせるように、恥骨を合わせゆっくりと挿入を繰り返す。
「熱いなお前の中……溶けてしまいそうだ」
「あ、っおにちゃ、んんぅ」
俺を呑み込む内側がほぐれだす、奥から熱い蜜を溢れさせ、くぷくぷっと穿つたび音が部屋に響く。
「……お兄ちゃん」
「ん? なんだ」
「気持ちいいかも……」
「そっか、なれてきたみたいだな」
「……あ、ひとつになった……って、こういうことなのかな」
ボソッと凛音は、恍惚としながら言葉を洩らす。
「そうだな……一緒に気持ちよくなればもっと一つになれるかもな」
「あ……うん。お兄ちゃん、これからもエッチいっぱいしようね」
いつもの調子に戻ってきた凛音。
どうしようもない奴だと思うよりも、その言葉はなんだか嬉しくなった。