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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第1章 ~お兄ちゃん~



 そう思うと複雑だな。
 俺じゃない誰かが、凛音の唇を知っているのか…………

 無駄に可愛いもんな、しかも凛音は小悪魔的魅力を持っている。

 妹じゃなきゃ、もうヤってるだろう。

 ────もしや、凛音は経験もしてるのか?

 それが頭によぎると何かイラッとしてきた。

 恐らくは嫉妬だ。
 どこの誰かもわからない奴に……

 はぁ……へこむ。
 だが、それがむしろ良かった。



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