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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第14章 ~スイートな時間~



 ブクブクと静けさが訪れたバスルームにジャグジーの音が響く。


「ふふ、邪魔者は消えたね」

「どこの悪代官だよ……」


 イタズラを仕掛ける子猫のような凛音の表情。完全に甘々モードに突入した。

 寸前で意識が戻った俺はやや冷め気味。


「凜音、離れろ落ち着かせるから」

「落ち着かせるなら抜いたほうが早いと思うよ?」

「ここでか?」

「……どのみち、このままじゃまた大きくなっちゃうよ?」

 それはそうかもしれないが。

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