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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第15章 ~節分~



「お兄ちゃん……わたしも、変かも」

「ん、何が?」

「へへ、やっぱり積極的なお兄ちゃん。ドキドキして……さっきのまたして欲しくなっちゃった……」

 
 凛音には敵わないな……俺は、フッと笑みをこぼし凛音を抱きしめた。

 俺たちふたりとも……変態なのかも。

 節分の夜、凛音とひとつになり未来永劫を願った。

 この先。ずっと……凛音と節分を過ごせるようにと────



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