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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第1章 ~お兄ちゃん~



 凛音が……じゃない。
 きっと、そうさせたのは俺なんだ。

 
「……後悔しないか?」

 部屋のベッドに凛音を座らせる。

 何度も確認して、男として情けないけど……俺たちがしようとしてることは、そういう事なんだ。


 正直、俺はまだ迷っている。

 俺の昂る欲を抑えるように、それで凛音がやる気を削がれるならそれでもいい。


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