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天然小悪魔な妹とヘタレな俺

第2章 ~いけない関係~


 通りで……柔らかな感触がモロに伝わってくるはずだ。

 ニット一枚だけの壁だったのか。

「……お兄ちゃんの手、気持ちいい」

「ん? そうなのか? お前の肌も気持ちいいぞ」

「ホント? へへ、嬉しいな」

「もっと……気持ちよくしてやる」

 背中に回した手をそのまま腰に落とし、俺はもうひとつの手で凛音の膨らみに触れた。

「あ……」

「嫌か?」

「ううん、ちょっと……恥ずかしいかも」

「そっか……嫌ならやめるぞ?」

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