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クリスマスの奇跡

第1章 クリスマスの日

彼の名前は、ヒロ。

私の名前は、みお。


お互い、それ以上の素性は明かさずに居た。

彼の左の薬指にチラリと見えた指輪。

ファッションリングでもない、あれはエンゲージリング。


既婚者だという事が分かったし、何より私も既婚者だから。


ただ、話すだけの相手。

ただそれだけのつもりだった私は、適当なHN的な感じで名乗り



「ヒロって…」

「みおって・・・」


そんな感じて話始めた。


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