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会えなくなる
そう思うと涙がでる
それでもね
不思議と
悲しくないんだ
声が聞けない
そう思うと
淋しくて
また涙が溢れている
それでもね
不思議と
悲しくはないだ
話したいこと
したかったこと
まだまだ
沢山あった
それでも
あなたが
満足したように
瞳を閉じて
眠りについた
もう十分だ

帰りたい…
そう望んだ
我が家に着いて
部屋で眠るあなたの顔
ずっと見ていた
この人も同じ
きっとそう
精一杯
最期の最後まで
生きることを頑張った
苦難を乗り越え
誇らしく
満ちた人生…
そう見える
あなたの顔
だから
悲しくないんだ
ただ
ありがとう
その言葉を
最期にあなたへ