テキストサイズ

日常って・・・

第2章 その日は突然やって来た!?

「え、えっと・・・」

今私は自己紹介に困っているんです。

ザワザワ・・・ ザワザワ・・・

『はい、皆静かに。夏川さんが困ってますよ!』

そんな先生の一言で教室は静まり返った

『じゃあ夏川さん、改めて自己紹介をしてちょうだい。』

「えっと、私は夏川壹樹です。」

『夏川さんは前は遠くの県の学校にいっていましたがお父様の仕事の都合でこの学校に来ました。皆さん仲良くしてくださいね。』

『はーい』

(仲良くとは言ったものの、何か怖そうな方ばっかだし・・・。こんなんでやっていけるかな~?)

『それでは夏川さんの席は一番後の窓側ね。』

「わかりました。」

『何あいつ超ダサいんだけどw』

『ホントだ、今どき三つ編みとかʬʬ』

『やべっ、こっち来たぞ!』

(やっぱり目立ちたくはないけどこれは流石になかったかな?前の学校じゃ少し派手だったから控えたんだけどなぁ。)

「あははは、転校生のやつすっげーうけんだけど」

「おい達也それは言いすぎじゃねーか?壹樹ちゃんがびびってんじゃんかよw」

(あのチャラそうな人がこのクラスのリーダーでその隣が友達かな、少し怖い雰囲気するな。)

「はぁ、このなかでやってけんのかな?」
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ