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嫌い、好き。

第2章 頼みごと

私たちは普段誰も使わない特別教室へ行った。
どうやら、特別教室にあるものを取りに行くらしい。

「あの、頼みたいことってなんですか⁇」

岸本先生は手に画用紙などを持っている。
きっと、クラスの目標を書けって言われるんだろうなぁ…。

「この前決まった学級目標をこの画用紙に書いて欲しいんだ。お願いできるか?」

「分かりました。いつまでに仕上げればいいですか⁇」

「できれば来週中に仕上げてほしい。よろしく頼んだぞー。」

そう言って、特別教室の色ペンや材料を手に取り、私たちは特別教室から出た。

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