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“さくら”が散る前に…

第6章 彼女と桜




俺は 相沢が見たいと言っていた 桜並木を歩いていた…





「…ねぇ……相沢さん…“桜”……咲いたよ……?ねぇ……ちゃんと…見てる……?」




俺は 桜が咲き乱れる空を仰ぎ見ながら そう呟いた……






「…ねぇ……答えてよ…“さくら”……!!」

















『……ありがとう………瞬…』












「…………!!」








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