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“さくら”が散る前に…

第6章 彼女と桜

それから 15年の月日が流れた…


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「ねぇ~パパぁ~!抱っこぉ~」


「ハイハイ。お前はいつまでたっても甘えん坊だな」




そう言いながら 俺は娘を抱きかかえる


「ふふふ…本当にこの子ったら、貴方のことが好きなのね」



妻はそう言いながら 娘の頭を撫でる




「うん!あたし、パパ好きぃ!!大きくなったら、パパと結婚するぅ~!」


「おいおい。嬉しいこと言うなぁ~お前は」


「えへへへ」






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