
残業・メモ子
第60章 仕事
私たちは…寄り添いながら…
笑った……
大島は、少し自信がついたのか……
いつもより…頼もしく見えた…
「…仕事…頑張ろう―――…
芽依子のためにも……頑張るよ…俺」
私も……少しだけ…
……母と…向き合おう……
と…思えた――――――…
『…母の企画……
私も関わってしまう事を
覚悟しておきます…』
大島は…私のてをギュッっと握った…
その…手の平には……
飴が……握られていた―――…
「///貰い物ですけど…」
『…もう…チャライです…』
私たちは…手を繋ぎ…会議室を出た――――――…
