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残業・メモ子

第63章 連絡

大島と福島課長は、母と筧をロビーまで見送り…


会議室には、私と藤原…秘書の小野寺さんが残っていた…


『しかし…黒沢さん…

新道理香子に…似てるわ…
さすが親子ね…』



『…そうですか?』


小野寺さんは、テーブルの資料を片付けながら私を見る…


「そうですか?似てませんよ…

こいつ…根暗だし……」




小野寺さんは、私達を見比べ…ニヤっと笑った……



『美男美女…よね……お似合い』




『……?』



「ど〜も…」


藤原は、小野寺さんの台詞を軽くあしらった…



“お似合い?”私は…ピンと来なかった…



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