テキストサイズ

残業・メモ子

第77章 男泣



「………泣くほどかよ…」


石割は……俺達が店を出るとき…調度…仕事終わりだったのだろう


公園に入っていく俺達を追ってきたって所か―――…



で、声をかける前に――…俺達の会話を聞いたって…感じだ――――――――…


石割は…涙を袖で拭くと…


公園から離れる―――――…







「……なんか……


やっぱ…くやしい―――…

あの…笑顔とか……何だよ…」




ああ…藤原を見る――――

芽依子のあの顔…










藤原には――――…



敵わないって…思っちまうよな…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ